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第9回 「挨拶」

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橋田 和則  37才 
業務部 
教育担当 
☆秋葉原大好き。
秋葉原周辺のマンションに引っ越しました。

平成22年4月 掲載

「元気に挨拶しましょう」「ちゃんと挨拶しなさい」誰もが大人たちからこういわれて育ちました。散々しつけられて大人になったわれわれは今、かつての大人たちが満足してくれるような挨拶ができているのでしょうか? 今回は挨拶について考えてみようと思います。 

 「こんにちは」「さようなら」「はじめまして」こういった挨拶の慣用句は、万国共通で存在します。しかしそれらは言葉自体に深い意味があるわけではありません。

それでは挨拶で大事なのは何なのか? これはどういう時に挨拶をするか・あるいは絶対挨拶をしない時を考えればわかります。

ひとりの時、挨拶をすることはありませんよね? そう。挨拶は、誰かに対して行うものです。そして決められている言葉であるがゆえに、挨拶したときの表情・顔色・態度が重要になるのです。

青白い顔でため息混じりに「おはよう・・・」。おいおい、朝から大丈夫ですか? どうせなら笑顔で元気にやってください。例えばその挨拶が初対面の人に行ったものであれば、された人は当然「今度の新人は元気ないな」と思うでしょう。それが2度、3度続くとただ形式的に言葉をやり取りしているだけになります。

それって挨拶ですか? 声はかけても相手を見ない。失礼ですよね? 基本的なことを形式的・おざなりにして誰かに認められますか? 挨拶は互いに見ています。互いを見ない、しているだけの挨拶は互いを認め合っていないのです。確かに面倒に感じることもあります。誰だって毎日元気なわけじゃないですから。でも忘れないでください。相手がいることを。

相手がいる、という意味では、挨拶をされる方の態度も重要です。挨拶した相手の元気がなければ「どうしたの、具合悪いの?」と返してあげてください。そこから次の言葉が生まれます。そろそろわかりましたか? 

挨拶はする方、される方互いに言葉を交わすと同時に相手の表情や態度も推し量っています。関係性を構築するための初手です。すごく重要じゃないですか?

挨拶は「挨拶する」ことが目的ではありません。相手との距離を測りより関係を深めるためのものです。向こうがするならする、しないならしない。そんなものじゃないですよね? 年上だから、先輩だから自分からはしない。違いますよね?「よい挨拶」ができれば、他人との関係性がよりよくなるはずです。

大事なことをまとめてみましょう。
・相手の目を見る  
挨拶は相手ありきの行為です。目を見ることで、「あなたに」挨拶しています!ということを伝えられます。相手の目を見ることによって、互いに愛情を感じるようになり、尊敬の念を抱くようになる、という研究結果もあります。この研究では、目を見る時、相手のまばたきを数えるように指示したそうです。目を見るのに抵抗感がある人は相手のまばたきを数えるつもりで注目するといいかも知れません。

・笑顔で明るく  
気分は伝わります。暗い顔だと相手も暗くなります。笑顔なら、相手も笑顔になり、また会った時、再び気分よく挨拶したくなります。しかも、お互いに。

・もう一言!  
挨拶は関係を良くするためのきっかけとなる最初の一言でしかありません。本当に仲良くなるためには次の段階「会話」に移行しなければなりません。そのためには「おはよう」の後、「今日も寒いね」とか「久しぶり、最近どの現場行ってるの」といった次の一言が大事なのです。

ちょっと考えればわかること、でも何気なさ過ぎて考えもしないこと。本当に大事なのは、こういった根本的・基本的なことをおろそかにしないことかも知れません。そして同じ会社で同じ仕事をしているみなさんだけでも、そういったちょっとしたことをおろそかにしないで、普段からいろいろと考える習慣を持ってほしいと思っています。

投稿者 DAITO

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